防災無線設備の点検調査でドローンの効率化検証を実施しました【沖縄県国頭郡今帰仁】
- SDSC
- 12 分前
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災害時に住民の生命や財産を守るため、国や自治体が公衆回線とは別に整備する専用の無線通信システムである防災無線設備の点検調査の課題について、ドローンを用いた課題解決の検証を実施しました。
【課題】
アンテナや機器は高所に設置されているため、点検には高所作業車や熟練の技術者が必要となり、コストと時間がかかる上、人的リスクが伴う。
地震や風水害などによりアンテナや機器に被害が生じた場合、被災状況の把握は人手による現地確認が主となるため、特に広範囲に被害が及んだ際の初動対応が遅延し、住民への必要な情報伝達が途絶するリスクを高める。
当日は、ドローンを活用することで、これらの課題を抜本的に解決し、危機管理体制の質的向上を実現するため検証を実施しました。
検証の参加者は高所作業車を使用せずドローンでどこまで見ることが出来るのか、安定性はどうか等の確認を外部モニターで確認をし、効果的なデータ収集が出来るのではないかとの意見をいただきました。
作業フロー等の手順を確立し、より効果的で効率的なドローンを用いた設備点検の実装に向けて継続的に協力してまいります。
【使用機材】
DJI Matrice 4E
DJI D-RTK 3
DJI Manifold 3
DJI Terra





