ドローンによるインフラ点検!全天候型マルチセンサーカメラ「DJI Zenmuse H30 シリーズ」送電線フォロー機能の検証をしました
2026年5月にMatrice400のファームウェアのアップデートで「Zenmuse H30」シリーズに追加された「送電線フォロー機能」を使って、送電線、配電線を認識しながら自動飛行するか検証してきました。
【送電線フォローの検知方法】
送電線フォロー機能は、Matrice400に搭載されたLiDARが送電線を自動認識し、一定の離隔距離とカメラ角度、ズーム倍率を維持しながら自動追従飛行を行うものです。
【使用機材】
・Matrice400+H30T(赤外線搭載カメラ)
・D-RTK3

【検証内容】
送電線・配電線と電線の太さが異なるものでも送電線フォローの機能が使えるのか、D-RTK3を設置すると電波干渉を受けにくくなるが、未設置の場合とどれだけ違うか検証してきました。
【検証結果】
対象:高圧電線(送電線)
・LiDAR検知、送電線フォローともに良好でした。
・検知した線をAR表示した際、線の位置は正しく表示されていました。
対象:配電線(黒い被覆線)
・配電線はLiDAR検知、送電線フォローが安定しませんでした。
・電線を正確に認識できていないためか、LiDARによるAR表示がやや大まかなものとなっていました。
※黒い被覆線は反射強度が低く検知しにくいため認識できたりできなかったりする場合があります。
D-RTK3
・設置、未設置でも電波干渉の影響ありませんでした。
・高圧電線、鉄塔など高出力の電磁波を発する場所でもエラー表示は一度も起きませんでした。
※今回、検証を行った場所では電波干渉は発生しませんでしたが、必ずしも発生しないとは限らないため、注意が必要です。
今回の検証で送電線はしっかりとフォローしながら飛行できるという事が確認できました。
人による昇塔点検では作業人員にかかるコスト、作業中の落下事故などリスクが伴いますがドローンに置き換えることで安全に効率的に作業を行っていただけます。
ドローンのデモフライトも承っておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談くださいませ。





