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DJI AGRAS T50/T25 ファームウェア更新のお知らせ(2024/5/17)

この度のバージョンアップはかなりボリュームがありますので、新機能をぜひご活用下さい!


機体ファームウェア: v01.03.1001

送信機ファームウェア: v05.05.0700

DJI Agras App: V8.3.23

DJI Assistant 2 for MG: v2.1.5


【更新内容】


①自動飛行関連

  • 液剤散布時に障害物迂回及びターンが行われた際に散布漏れが無いよう片側のノズルから散布がされるようになりました。当機能は、アプリ上で ON/OFF の切り替えが可能です。

  • 液剤・粒剤散布時に機体がターンする際に低速自動上昇機能に対応しました。アプリ上で上昇する高度を設定でき作物の倒伏及び薬害を削減することができます。

  • 複数のタスクの連続作業が行えるようになりました。

  • タスク編集画面で校正点(基準点)の設定が行えるようになりました。


②果樹モード関連(果樹モード Ver4.0 へ更新されます)

  • 粒剤散布装置を使用しての 3D 航路粒剤散布作業機能に対応しました。 ※注意※ 連続散布モードのみに対応しスポット散布には対応しておりません。

  • 送信機アプリ上で果樹散布ルートの位置と高度が調整可能となりました。

  • 送信機アプリの果樹モードの飛行航路上に薬剤切れの予測地点が表示されるようになりました。

  • 送信機アプリで 1 つのタスクを分割して設定及び作業することが可能になりました。


③作業効率と安全機能関連

  • 粒剤散布時に送信機に保存されているテンプレートがクラウド上への保存に対応しました。

  • 液剤散布時に手動で薬剤残量が設定できるようになりました。当機能によりタンク内の薬剤の残留が回避できます。

  • 滴下散布モードを追加しました。

  • アトマイザーモーターの回転を停止した状態で散布します。

  • アームロックセンサーの ON/OFF 機能を追加しました。OFF に設定した場合、ロックセンサーの反応の有無に関わらず離陸が可能となります。※注意※ OFF に設定する際は、ロックが掛かっているかの目視確認を必ず行って頂くようご案内をお願いします。

  • AB モード使用時に送信機と機体の接続が切断された際のフェールセーフ動作設定から「作業続行」の選択が削除されました。

  • M+モードでの粒剤散布時に手動開度設定が追加されました。

  • M+モードでの粒剤散布時の飛行動作が前後進飛行へ変更されました。

  • 設定できる散布幅が拡大されました。

  • 機体の手動着陸時の動作が最適化されました。

  • 薬剤の残量表示の横に現在のバッテリー残量から計算した上限積載量が表示されるようになりました。※注意※上限積載量を超えて積載されている場合は、離陸が行えません。



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