高性能アンテナとレシーバーモジュールが組み込まれている高精度測位システムの新製品「D-RTK3」の作動検証行いました。
D-RTK 3は、4つの外部指向性アンテナを備えた新しいO4 Enterprise伝送に対応しています。また1台のD-RTK3で複数のドローンをベースステーションに接続し、センチメートルレベルの配置を実現できます。
※現在日本国内においては、D-RTK3をリレーステーションモードで使用することは出来ません。
①ベースステーションモード([M]緑点灯)
信号確保に要する時間が、D-RTK2よりはるかに短くなっており業務の効率化が図れると思います。
従来通り三脚を添えて固定しながらの使用となります。
【対応製品】
Enterprise:
DJI Matrice 4シリーズ
DJI Matrice 3D /3TD* Matrice 300/350 RTK*
Matrice 30シリーズ*
DJI Mavic 3 Enterpriseシリーズ*
農業:
T60*
T50、T25*
T40、T20P*
DJI FlyCart 30*
PRO製品:
DJI Inspire 3*
*手動での位置校正に対応
②ローバーステーションモード([M]黄点灯)
地上基準点の座標を測定できるローバーステーションとしても使用できます。こちらも短い時間での測位を体感できております。
ローバーステーションモードは、新しく登場した「DJI Enterpriseアプリ(Android 10以降と互換性のあるBluetooth 5.1に対応)」を使用します。
IMU内臓で傾斜計測が可能、座標変換にも対応しており平面直角座標等への直接出力が可能です。またポイントの記録をする際、標定点もしくは検証点の選択が可能です。
弊社利用のNtrip方式のRTKサービスを利用したところ問題なく接続でき、データも保存出来ております。
【接続の設定方法】
ホスト
ポートNO
ID
パスワード
マウントポイント
こちらを入力することですぐに利用可能となります。
引き続き、詳細な検証、現場での利用から、D-RTK 3の情報をお届けします!
弊社は、山陰地区唯一のDJI正規ディーラーです。


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